アニポケ サトシのキャラデザについて
私はどこにでもいるポケモン好きの腐女子だが、SMでポケモンに復帰してきた勢だ。
途中からだけどアニポケSMも見た。ゲームが大変面白かったのですぐファンになった。
SMのサトシのキャラデザはひとまず置いておいて、新作「ポケットモンスター」や「みんなの物語」のサトシが「コレジャナイ」と言われる理由を考えたので、書き起こしたかった。
「コレジャナイ」と言っている人はアニポケを最近見ていないし、ゲームもやっていない、そんな人間だと思っている。過去のアニポケのサトシとイメージがかけ離れているからだ。その原因は主に瞳にあると言える。
初期のポケモンは細長く黒い瞳が特徴的なキャラデザをしている。初期公式イラストのレッドやグリーンなんかかなり厳つい。
このゲームでの絵柄に伴い、アニポケもほぼそのままの絵柄で制作されている。
レッドをモチーフにしているサトシももちろん細長く黒い瞳なわけである。(サトシに限ったことではないが)
この黒く細長い瞳というのは三白眼と似たような印象がある。「クールでかっこいいタイプ」の瞳だ。サトシがイケメンイケメンと言われる理由もここにあると思う。
この瞳はBWで色が付いたものの、大きさは(多少膨らんだが)XYまで同じくらいである。ここがキモである。
BW(主に2)からゲームでは、キャラクターの瞳がかなり丸みを帯びたデザインにされているのだ。縦長ではあるが、アニポケほどではない。
どういうことかというと、アニポケは古い絵柄のままで、ゲームに追いついて来れていないのである。
いや、追いつく必要など無いのかもしれないが、サトシの瞳が細長い以上、他のキャラクターの瞳も合わせて細くしなければならない、というのはあると思う。
ゲームでの公式イラストのアイリスの瞳はほぼ丸に近い形であるが、アニポケアイリスは縦長になっている。
XYではアニポケコルニやセレナを見るとわかりやすいが、公式イラストと見比べるとアニポケは瞳がかなり細長いデザインをしているのがわかる。
そう、ゲームの絵柄とアニポケの絵柄は瞳において、マッチしていないのだ。
BW、BW2の公式イラストは大村祐介氏が担当しているが、この辺りからゲームのキャラクターの瞳はより丸くデザインされている。
XYでは第4世代(まだゲームも瞳のデザインが縦細長い印象の頃)までのポケモン、キャラクターのデザインをしていた杉森建氏が担当をしている。だが瞳のデザインは縦細長い瞳に戻ることはなく、大村祐介氏のような丸みを帯びた瞳のキャラが多い。(メイ・キョウヘイのようなほぼ丸のような瞳はさすがに居ないが)
ここからわかるのは、「ゲームのキャラクターの瞳のデザインは、より丸くなっていく」という法則がXY辺りで確立されているということである。
そんな中、アニポケはXYまで「縦細長い瞳」を貫いてきた。結果起きるのが「ゲームとアニポケの絵柄ブレ」。
アニポケはアニポケで別物だから良いのか?いや、ゲームが未来に向かって絵柄を変えていっているのだとしたらサトシにもその進化が必要である。
そして「みんなの物語」で割とゲームのデザインに近い瞳を手に入れた。
「かわいい」なんて言われるのは瞳が大きくなり、「クールでかっこいい」三白眼要素が消えたからだ。
新作「ポケットモンスター」のサトシもかなり瞳が大きいが、「ポケットモンスター ソード・シールド」の主人公を見てみよう。瞳はかなり丸いのである。
つまりこのサトシの瞳の変化は「然るべき変化」なのである。
ただこの変化が起こり得るはずだったBWをぶっ飛ばし、XYまで引きずったことで昔の三白眼のようなサトシの印象しかない大人達には変化が目まぐるしくゲームもやれていない彼等は「こんなんサトシじゃないじゃん」とか言い出すわけである。
~ガバガバまとめ~
・サトシは古いデザインを引きずりすぎた。
・変えることで大きく印象の変わる「瞳」が古いままだった
・ゲームはとっくに新しいデザインへと変わっている
・サトシの「瞳」がゲームにやっと追いついた
・最近のゲームをやっていない・アニポケを見ていない人が急なサトシの印象変化に驚き「こんなのは違う」と屁理屈を言っている
※私が個人的に思ったことなので、実際はゲームとか何の関係もないかもしれないし監督も何も考えないでデザインしてるかもしれません。ほぼ私の妄想ですがこう解釈している、というだけです
正直見てないなら文句言うな見てから言って感じですねSMとか特に
面白いんでみんな見ましょう
SMに関してはキャラデザが特徴的で、「ワザと崩す」タイプのキャラデザだと思っています 瞳は細いんですが、この「ワザと崩す」のせいでカッコ良さは減少しています。でもこれがアローラの空気を出していて私は好きです。常夏!って感じ…
新作 アニメ「ポケットモンスター」楽しみですね
監督はSMと同じ方のようなので期待しています。